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04.5/28記事

「Health Net Media/ヘルスネットメディア」代表 浜野夏企が業界紙の記者と交わした内容の一部お伝えいたします。('04 5/28)
インタビュー:”ネットにおける健康食品に関する報道のあり方”
             「Health Net Media/ヘルスネットメディア」代表 浜野夏企

----健康食品に関する情報をネット発信する際には、薬事法や健康増進法などの絡みで表現上の微妙な問題も多いのではないかと思いますが

浜野:まず、当サイトはとくに健康食品に限らず、健康管理全般について報道を行っています。食品は、健康管理に直結していますから、そうした記事が多いというだけにすぎません。
健康作りには、「食、心、動」といったことがよくいわれます。「食」に関しては、食品のどのような機能が我々の健康にどう影響するかということが具体的に出やすいということもあり、当サイトではこの部分にフォーカスしています。

積極的な健康管理、つまり疾病の予防や改善において、「健康食品」の役割が近年注目されているわけですが、その呼称から、誤解を生じやすい点もあったのではないかと思います。実際的な効力なのか、あるいはプラセボ的なものなのか、そのあたりもはっきりさせたいという思いがヘルスネットメディアを開設した当初からありました。

さまざまな「健康食品」が登場し、いろいろな機能性がいわれています。伝承的なもの、あるいは疫学調査によるデータなどで有用性がいわれているものもあります。ですが、エビデンス(科学的な根拠)についての検証が必要で、疾病の予防や改善に役立つものであれば取り上げたいと思っています。有益な情報の発信は公共の利益に繋がるわけですから。

----誰もが「健康食品」の有効性をもっと知りたいところですが

流通している「健康食品」の中にはブームに乗じて粗製濫造された商品もあるかもしれません。根拠がないにもかかわらず効果・効能を謡い、誇大宣伝する企業や製品を規制する条文が、2003年9月に健康増進法に加えられました。当然、そうであるべきです。

ただ、「健康食品」の中には、エビデンスがしっかりしたものもあります。ヘルスネットメディアでは、そうしたものを報道したいとは思いますが、それが中々できないという現状もあります。一つには、健康食品の製品名を挙げ、疾患に対する効果・効能を標榜することは認めないとする薬事法の縛りがあるためです。じゃあということで、あいまいな表現でにごしてもいいのかということですが、人の健康や生命に直結している情報ですから、できるだけ正確に伝える必要もありますし、中々難しいところです。

----米国に関する情報が多いですね

浜野:とくに意図しているわけではありません。日本国内の情報でも、興味深いものがあれば取り上げたいと思います。僕自身、4年半ほど健康食品関連の業界紙の編集長をやって、国内の状況はいろいろと判っていますから、ヘルスネットメディアを立ち上げる際には、海外スタッフの力を借りて、よりグローバルな観点からやっていきたいという思いがありました。栄養成分の研究にしろ、大規模な疫学調査にしろ、米国のほうが先鋭的ですし、先端情報が多いですから。

ネット社会というのは、いわば垣根がとり払われたボーダレスな状態で、ネット上で米国製品も中国製品も地球の裏側の製品も手軽に購入できるわけです。地球が一つの国家になったようなものです。そうであれば、個々人が、健康管理のためのリスク管理についてグローバルな視点でとらえる必要も出てきます。

-----今後、希望することは

浜野:予防医療が重視され、健康食品が大きな役割を担うことは明らかですから、健康食品の販売会社の方々も、よりよい製品作りに邁進していただきたと思います。 また、ヘルスネットメディアにおいて、記事の誤りなどございましたら、ご指摘いただき、より良い媒体にしていきたいと思っています。

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