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05.10/28記事

【 コラム 】"「健康食品」叩き報道に、適切な記事の表現を望む”
             「Health Net Media/ヘルスネットメディア」代表 浜野夏企

このところ、史輝出版が起こした健康本騒動に追随し、健康食品のパッシング記事が新聞紙面を大きく割いているのを見かけます。こうした記事を読むたびに懸念するのが、表現が不適切で、健康食品について誤った認識を多くの国民に植え付けかねない、ということです。

例えば、大見出しに「健康食品に○○の効果ナシ」といったコピーが踊っていると、まずここで、全ての健康食品がそうしたものであるかのような印象を与えてしまいます。世の中のありとあらゆる健康食品を、十分検索し尽くした末の結論ならともかく、そうでなければ、「一部の健康食品に○○の効果ナシ」とするのが適切な表現です。

さらに言うと、ネガティブ報道に関しては、具体的に、「○○企業の○○という健康食品が○○に効果ナシ」とするのが適正で、国民に不利益をもたらすことのない報道のあり方といえます。

健康食品をひとくくりにしたパッシング報道は、健康食品が世に登場してきた、40年、30年前から今日まで延々と続いていますが、この間に、先進的な企業の取り組みもあり、中には、基礎・臨床研究を積み重ねたエビデンス(科学的な根拠)の明確な「健康食品」も登場してきています。

そうした製品も、「健康食品」という位置付けにあるために、どれほどエビデンスを重ねても、薬事法の縛りがあるため、「製品名」を挙げて、効果・効能を標榜することは許されず、口をふさがれたような状態にあります。
全てとは言いませんが、国民の健康を思い、疾患の予防や改善にと、有効性の高い「健康食品」の開発に日々真摯に取り組んでいる企業もあるのです。そうした企業から見れば、こうしたあいまいで誤認を招く報道は全く激憤ものです。

また、「健康食品」の検証本と称する、一見正統派を装った「健康食品」叩き本についても同様です。
この中で、「○○はガンに効かない」という表現もよく見受けられますが、これについても、この世のありとあらゆる「健康食品」を全て検索し、十分に調べ尽くして、そうした結論に至った、学者生命をかけてでも堂々と胸を張って断言できるというのならともかく、そうでないのなら、全ての製品をひとくくりに否定するような表現ではなくて、頭に「一部の」という言葉をつけるなり、「○○企業の○○製品はガンに効かない」といった表現にすべきです。

「健康食品」検証本の"検証本”を企画しなければいけないことにならないよう、しっかりとした本作りを心がけていただきたいものです。

Copyright(C)2007 GRAPHIC ARTS CO.,LTD All rights reserved.


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