カルシウムの働き

カルシウムは体内でどのように働いているのでしょうか。大別すると、以下の7つになります。

  1. 骨や歯の形成
    人体はおよそ200の骨でできているといわれています。炭酸カルシウムの形でこれらに蓄えられます。

  2. 筋肉の収縮・弛緩の制御
    血液は、心臓の心筋という筋肉の収縮と弛緩により体中を巡りますが、カルシウムが心筋の細胞に浸透することで収縮と弛緩が円滑に行われます。

  3. 神経細胞間の情報伝達物質として働く
    カルシウムは「体内のメッセンジャー」とも言われ、細胞間の情報の伝達を行います。

  4. 血液の凝固
    血液中の血球の血小板が血液を凝固させる役割をしますが、血小板内に血液の一万分の一以上のカルシウムが入ってくると、血液凝固因子との化学反応により止血します。

  5. 免疫作用
    免疫細胞である白血球中のリンパ球は人体内に侵入してきたウイルスや細菌を取り込んで殺したりしますが、その際カルシウムが作用します。

  6. ホルモン分泌の調整
    血液中のブドウ糖が増加すると、すい臓からインスリンが分泌され、ブドウ糖をエネルギーに変えますが、そのためにはカルシウムがすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞に入っていく必要があります。

  7. 体内酵素の働きを助ける
    人体の細胞組織はさまざまな体内酵素の働きにより機能しますが、細胞の活動は、細胞内にカルシウムが入ることにより始まります。
(参照「警告!カルシウム不足」 発行:駿台曜曜社)

--「Health Net Media/ヘルスネットメディア」編集部--

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