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ヨーロッパは遺伝子組み換え問題を環境破壊ととらえる
現在、日本では遺伝子組換え食物の表示は「遺伝子組み換え」「遺伝子組み換え不分別」「遺伝子組み換えでない」「表示無し」の4つ。しかしながら、食用油については表示は対象外。「遺伝子組換えを使っているにもかかわらず表示の義務がない」と天笠氏。
日本の遺伝子組み換え運動の中心は消費者団体だが、対してヨーロッパは環境保護団体が中心に動いてきた。ヨーロッパは遺伝子組み換え問題を環境破壊ととらえる。そんなところにも厳格さを求める姿勢の違いがあるようだ。
今年8月から9月にかけてEU諸国を訪れた天笠氏は、今回EU会議で可決された案についてもふれ、「ヨーロッパでは遺伝子組換えを原料として使っている場合は必ず遺伝子組換えという言葉をいれなければいけない。どんなに微量でも。表示がない場合は使っていないということで非常にわかりやすい。使っている場合は必ずGMOをつけなければいけない。これはほぼ決定」と報告した。
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とはいえ、表示にもまして問題となっているのが、運送の際の意図せざる混入や花粉飛散による遺伝子組換え汚染。「自分のところは遺伝子組換えを作りたくないと思っても花粉が飛んできたりする。また、列車や船で運んでいく途中で倉庫にいれる段階でキレイに掃除し、新しいものを入れれば混入する可能性はないがそんなことは誰もやっていない。前の遺伝子組換えのものが残っていたりする」。
こうした意図せざる混入率については日本では5%と甘いが、「ヨーロッパでは1%未満、
今度のヨーロッパ欧州議会ではこれを0.5%にしようとしている。0.5%以上混じっていたら遺伝子組換え作物と表示しなければいけない」という。
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