ブロッコリー成分のスルフォラファン・グルコシノレート(SGS)、炎症を抑制
現在、胃潰瘍や胃がんの発症原因としてヘリコバクターピロリ菌が有力視されているが、
先頃、Frontiers in Cancer Prevention Research学会で、ブロッコリーが
ヘリコバクターピロリ菌の抑制に役立つと発表された。
筑波大学の研究者グループによるもので、ピロリ菌感染者40人のうち半数
に、ブロッコリースプラウト(若芽)100gを与え、残りにアル
ファルファスプラウトを100g与えたところ、ブロッコリーグループで、
ピロリ菌がかなり減少したことが分ったという。
一方の、アルファルファグループについては、研究前のピロリ菌レベルと変わらなかったという。
ピロリ菌については、納豆にも強い抗菌作用があることが報告されているが、加えて、ブロッコリーが頼もしい助っ人となりそうだ。
ブロッコリースプラウトにはスルフォラファン・グルコシノレート(SGS)が高濃度含まれており、高い抗酸化作用を示すことも判っている。
カナダの研究グループが、血圧が高いラットにSGSの豊富なブロッコリーか、SGSが
欠乏しているブロッコリーか、どちらかを与えたところ、14週間後、SGSが豊富なブロ
ッコリーグループのほうが、組織の抗酸化メカニズムが増大し、炎症反応が抑制
されていることが分かったと報告している。