食物繊維、結腸がんのリスク軽減に関与
記事によると、Arizona Cancer Centerの研究者グループが、Wheat Bran Fiber TrialとPolyp Prevention Trialの2つの研究を見直し、前者は、1,429人を対象に食物繊維低摂取(コムギぬかサプリメント、食物繊維2g/日)に対する高摂取(13.5g)の影響を検証。後者は、2,000人以上の成人を対象に野菜・果物に豊富に含まれる食物繊維摂取が結腸および直腸にできた前がん状態のポリープの再発への影響を確かめたという。
分析によると、どちらもリスク軽減において、さほど影響は見られなかったが、男女別で見ると、高摂取グループの男性は女性に比べ、結腸がんリスクが29%下がっていることが分かったという。
この他、食物繊維の結腸がんのリスク軽減についての最近の報告では、
International Journal of Cancer'05/7月10日号が、
被験者42,000人以上(女性)の食生活を10年間
追跡した研究報告を掲載している。
被験者の食生活を、欧米型(主食:パン、他:肉類や乳製品中心)、
日本型(主食:ご飯、他:味噌汁、魚の塩焼き、漬物など塩分多い)、健康型(野菜・果物、
豆類などが多い)の3つに分類したところ、健康型が結腸がんのリスク低下に最も貢献したことが分かったという。