06/5月記事
BIOBRAN、10年にわたる基礎・臨床研究を集大成
健康食品に求められる安全性及びエビデンス

平成18年5月20日、東京国際フォーラムで「BioBran/MGN−3基礎と代替・補完療法への応用」出版記念講演会が開催された。当日、全国から健康・医療関係者ら150名近くが参加。田澤賢次氏(富山医科薬科大学名誉教授)、帯津良一氏(帯津三敬病院名誉院長)、遠藤雄三氏(浜松医科大学第一病理)らが、BioBran(バイオブラン)の最新の基礎・臨床研究報告をおこなった。昨今、健康食品素材の安全性及びエビデンス(科学的根拠)が問われる中、BioBranに健康・医療従事者らの高い関心が集まった。


米国で高い評価、世界38カ国に普及

BioBran(バイオブラン:米ぬかアラビノキラン誘導体)は、米ぬかに含まれる水溶性食物繊維を、シイタケ菌の分解酵素で部分修飾し、体内への吸収を高めた免疫調節物質。

開発にあたった大和薬品鰍ナは、微生物を利用した生理活性物質の開発を基本姿勢に、国内外の研究機関と連携し、10年以上にわたり、BioBranのヒトおよび動物に関する基礎・臨床研究を実施。これまでに、25の論文と40以上の学会発表を行なうなど、一貫して安全性及びエビデンスの集積に努めてきた。

今回出版された「BioBran/MGN−3基礎と代替・補完療法への応用」(医薬出版刊)は、BioBran研究の集大成といえるもので、監修は富山医科薬科大学名誉教授の田澤賢次氏がおこなった。
同書は日本以外に、海外でも英語版を販売。また、ケンブリッジ大学やオックスフォード大学の図書館等に寄贈を予定している。

BioBranは、2002年度には米国で48万本を売上げ、免疫に関与するサプリメントでトップの売り上げを誇るなど、海外でも広く支持。現在、米国、アジア、欧州など38カ国で販売されている。

当日の記念講演では、田澤賢次氏が、バイオブランの前駆物質であるレム(アラビノキシラン)について最新研究を報告。 動物実験で、腹口内にピュアなものを注射するよりは経口的に腸管を経由して生体に免疫活性を誘導したほうがより有効的であることを報告した。

また、帯津良一氏は、「臨床の立場から」と題して講演。「患者の心のときめき」、「和食の粗食」を基本とした食事、気功などの患者のエネルギー値を高める運動、など統合医療の取り組みを紹介した。

遠藤雄三氏は、BioBranの抗酸化作用や抗炎症作用で、血管内膜の炎症を抑制、生活習慣病やガンの予防が期待されることを報告した。


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