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平成14年2月11日、研究者講演会開催
・[プロポリスの研究をすすめる会]について
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プロポリスの活性酸素消去能、品質評価の指標に
薬学博士 松繁克道 【一部講演より】 振り返ってみますと、富山医科薬科大学でプロポリスの研究を始めて17年になります。私はもともと天然物が専門で、様々な生薬の研究をしていましたが、30年ほど前からプロポリスに興味をもっていました。 プロポリスについては、いろいろな視点から研究をしてみたいと思っていましたが、研究を始めるにあたってはまず、品質評価から入ろうと思いました。 当初、品質についてブラジル産が良いとか悪いとか、様々な俗説があったからです。しかし、ブラジルといっても非常に広いわけです。ブラジル産ということで、一概に評価することはできないと思いました。 そこでまず、日本プロポリスさんにお願いして、ブラジルの中でも1500キロから3000キロ離れたようなところで生産されたプロポリスを5種類集めていただきました。そして、何の物差しで品質評価するかを考えました。 天然物の評価というのは、大きく分けて、物質を分析するという化学分析と、バイオアッセー的に生物活性をみるという二つの方法があります。私はその両方を組み合わせるのが、一番いいと考えました。そして最終的には、フリーラジカル(活性酸素)消去作用を調べることにしたのです。 それで、ブラジルの5種類のプロポリスについて活性酸素消去作用を調べたところ、各プロポリスの生産地が3000キロも離れていても、活性酸素消去作用をみると大きな差はないということがわかりました。もちろん、地域によって若干の差はありましたが、どこの産地であっても、それなりに有用性があると判断できました。 過去の文献では、プロポリスには活性酸素消去作用があるという報告もありましたが、作用があるということだけで、プロポリスの有用性との相関は述べられていませんでした。それで、私はそのプロポリスの活性酸素消去作用について詳しく研究しようと考えたのです。 プロポリスというのは、臨床応用をみていくと非常に範囲が広いもので、病名をあげると何百も出てきます。病名毎に、プロポリスの中のどの成分がいいのかを研究していったら、百年経っても終わりません。何か大きな網をかけて研究する方法はないだろうと考えました。 フリーラジカルはあらゆる病気の原因になっています。間接的にも直接的にも、あらゆる病気に関係しています。であれば、このフリーラジカルとプロポリスの相関について研究を進めていけば、プロポリスの効用の本質も解るのではないかと思いました。またその効用が品質評価のひとつの基準になると考えたのです。 /////// .
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