本日は、諸先生はじめ会員の皆様方、大変お忙しいところ、ご参会いただき誠に有難うございました。
顧みれば、昨年4月17日、東京八重洲の龍名館において、本日ご臨席の先生方から貴重なご研究の成果についていろいろとお話をうかがい、また、大変熱心なご討議が行われましたことは、私達の忘れられない感銘として記憶に残っているところでございまして、かような有意義な研究会を、更に敷衍続行することが希求されておった次第でありますが、本日、その機会に恵まれました事、まことに幸甚であり、関係の皆様方のご尽力に心から感謝申し上げる次第でございます。
いわゆる「縦の社会」の論理ではございませんが、いずれの社会においても、「横」の連絡、ないし、意志の疎通は、「縦」のそれに比べて、中々、達成しがたいものといゎれています。一学術研究の社会においても例外ではないと思いますが、基礎研究部門の先生方と陥床部門の先生方が、一堂に会し、文字通り、膝をつき合わせ、親しく、ご発表、ご討議下さる本研究会こそ、誇るに足る、貴重な研究の揚であると自負もしており、また、先生方には心から感謝申し上げている次第でもあります。
ご承知のように、「プロポリスの研究をすすめる会」は、このような先生方のご熱心にして真摯なご研究に心からなる声援を送り、プロポリス研究の真の結実を偏えに待望する純然たるボランティア団体でございますので、先生方のご研究の進展は、即、私共の心の喜びでもあります。
2000年を迎えて、何か急にあわただしくなったような感があり、政治、経済、社会等各方面における変動も激しく、また、変革がスピーディになってきております。それだけに、また、新しい世紀への期待と希望の芽もふくらんできているものと考えざるを得ません。
諸先生方の益々のご研鐸と会員の皆様方の益々のご健勝を心から祈念して開会のご挨拶とする次第です。