プロポリスの臨床応用
”プロポリスは選択的に用いるのが望ましい”
国立病院東京災害医療センター 産婦人科 医長:小島俊彦
【一部講演より】
私は婦人科ですが、やはり治療に困るのは癌です。婦人科の主な癌というのは子宮頚癌、子宮体癌、そして卵巣癌で、中でも一番治療に因るのが卵巣癌です。癌とは一体何かと言うことですが、一口で言うと、上皮性の悪性腫瘍です。上皮とは身体の
表面のことです。例えば、胃や子宮は身体の中ではないかと思われるかも知れませんが、発生学的には胃の中といえど身体の表面なのです。上皮以外から出来る悪性腫瘍は肉腫と言います。
それでは悪性腫瘍とはどんなものかと申しますと、それを構成する細胞は大きさも形も著しく不揃いで他の組織の中へ食い込むように、そして無制限に発育して、時には転移を起こし、放置すれば確実に死に至る腫瘍です。例えば子宮癌は肝臓でも肺でもどこへでも転移します。一方、良性腫瘍(筋腫など)を構成する細胞は形も大きさもみな同じで押し退ける様に発育し、決して転移しません。子宮筋腫は子宮を超えて発育することは絶対にありません。
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