製造に関する一連の作業がきちんと行われてこそ、高品質を誇るプロポリスを安定的に市場に供給できるのです。
日本に輸入されたプロポリスは、成田から日本プロポリスの那須工場に直送され、家庭用大型冷蔵庫の1000倍以上の容量をもつ専用冷蔵庫で保管されます。冷蔵庫は常に5度Cに設定されており、いつ、どの地域から送られてきたものなのかが一目でわかるように管理されています。
品質管理室では、液体クロマトグラフィーなどの分析機器によって厳重な品質チェックを行い、プロポリスの配分を決めます。
というのも、プロポリスは採取地域や季節によって、外観や異物の混入具合、栄養成分などに若干の差があるからです。これらを平均にするための配分作業が大変重要になります。
配分方法の指示が出ると抽出が始まります。抽出されたプロポリスは再び品質管理室に戻され、原液の状態で自社内の規格に合うかどうかの各種の品質チェックが行われます。
このような幾重もの厳重な検査やチェックを経て、プロポリスはようやく消費者の元に届けられるのです。