がんについては結腸がんの死亡率が低くなっていたという。
また、動物実験で、University of South Carolina研究者グループらが、生後8週間のマウスを2グループにわけ、それぞれ水か、緑茶溶液(0.6%)を4〜8週間与えたところ、緑茶グループでは、結腸の新しい腫瘍形成が目立って抑制されたことが分かった。ただ、既にある大きな腫瘍に対して影響は見られなかったという(Carcinogenesis誌)。
緑茶の疾患予防については、大阪大の磯博康教授らが、40歳-65歳の男女(糖尿病、ガン、心臓病に罹患していない)、1万7,413人を対象に追跡調査(5年間で444人が糖尿病を発症)で、緑茶を1日6杯以上飲む人は週1杯未満の人に比べて糖尿病の発症が33%少ないことが判ったと報告している。
また、高齢者の鬱的症状の軽減に緑茶が有用であることも報告されている。
東北大学の研究で、軽度から重度の鬱的症状を呈する地域在住高齢者(70歳以上)1,058人を対象に緑茶摂取との関連性を調べたところ、緑茶を1日に1杯未満摂取する群に比べ、4杯以上摂取する群では、鬱的症状の発現が44%減少していることが分ったという。