日本人のカルシウム摂取の現状

摂取意識は高いものの、慢性欠乏に歯止めかからず

平成13年11月8日に厚生労働省が「平成12年度国民栄養調査の概要」を発表しましたが、この中で、全ての年齢層でたんぱく質、ビタミン類の摂取量が平均的に栄養所要量を満たしているものの、カルシウムについては、1日600mg(成人)という所要量に対し、男性は、7-59歳の全ての年齢層において、所要量を満たしていないという結果が出ています。また、女性についても、60-69歳以外の全ての年齢層で所要量が大きく下回っていることが報告されています。

「平成12年度国民栄養調査」は、現在のところ、日本国民の栄養摂取状況を調べた最も新しい国民栄養調査ですが、カルシウムについては毎年同様の結果が出ています。

こうした結果は、日本人の「カルシウム」摂取の意識が低いためでしょうか?
どうも、そうではなさそうです。この調査で、「食品や料理の選択の際に意識している栄養成分」を10の選択肢の中から複数回答してもらい、上位4つを挙げたところ、男女ともほぼ全ての年齢層で「カルシウム等のミネラル」が入っています。どうやら「カルシウム」は必須ミネラルであるという認識は国民の間ではかなり浸透し、食生活の中でもカルシウム摂取は意識的に行われているようです。

それなのになぜ、このように日本人のカルシウム不足が慢性化しているのでしょうか?

「ママカル」info